洪相三

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洪 相三(ホン・サンサム)
Hong Sang-Sam
基本情報
国籍 大韓民国の旗 韓国
出身地 大韓民国の旗 韓国ソウル特別市
生年月日 (1990-02-13) 1990年2月13日(34歳)
身長
体重
188 cm
86 kg
選手情報
投球・打席 右投左打
ポジション 投手
プロ入り 2008年 2次ドラフト3巡目
初出場 KBO/ 2009年5月2日
年俸 4000万ウォン(2020年)
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
ホン・サンサム
各種表記
ハングル 홍 상삼
漢字 洪 相三
発音: ホンサンサン
英語表記: Hong Sang-Sam
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洪 相三(ホン・サンサム、: 홍상삼1990年2月13日 - )は、大韓民国ソウル特別市出身のプロ野球選手投手)。

経歴[編集]

斗山時代[編集]

高校時代から身長180センチメートルを超える長身を武器とする速球派で、全国高校野球大会で最優秀選手賞を記録したことがある。

2008年に斗山ベアーズから指名を受けて入団した。最初の1年は怪我のため一軍登板はなかった。

2009年5月2日のロッテ・ジャイアンツ戦で初先発初登板した。5イニングを投げて2被安打、1失点、7奪三振を記録してデビュー初勝利をおさめた。なお、この年には特にロッテジャイアンツ戦だけで4勝を記録している。次の登板である5月8日ハンファ・イーグルス戦でも登板すると先発ローテーションの一角を占めるようになった。同年は9勝を記録。

2010年には序盤は先発だったが中継ぎに転向した。同年中にはプロ発ホールドを記録している。

2012年にはチームが出場したプレーオフ2回戦に登板。しかし相性がいいはずのロッテ戦にもかかわらず、朴夋序龍德韓に連続本塁打を浴びてしまい敗戦投手になった[1]。 その後は一軍と二軍の往復が続き、2015年に兵役のため警察野球団と契約。翌年に除隊され退団した。

2018年は度重なる故障に悩まされ、17試合の登板にとどまった。

2019年4月17日のSKワイバーンズ戦で704日ぶりとなる先発登板を果たした。しかし勝敗はつかなかった。

同年は上述の試合を含めてもわずか3試合の登板に終わり、2年ぶりとなる未勝利になるなど活躍できなかった。そしてシーズン終了後の11月22日に戦力外通告を受け、解雇されてしまった[2]

起亜時代[編集]

放出された後、起亜タイガースと契約した。

2020年6月7日の古巣・斗山戦7回表に移籍後初登板。朴世爀に決勝適時打を浴び敗戦投手になった。

2022年7月8日、球団に「野球がうまくいかず、最近悩みが多くなった。現役生活を延長するかどうかも含め、当分休みをとって考えたい」[3]と伝えウェーバー公示され[4]、7月15日に自由契約選手となった。

引退後[編集]

起亜退団後は現役を引退し、飲食店を運営している。

プレースタイル・人物[編集]

ストレート、スライダー、カーブ、カットボール、フォークボールを投げる。主力変化球はスライダーであり、変化幅が大きいため打者の空振りを誘うこともしばしば。

制球難であり、悪い日には四死球を連発して自滅するケースがある。

詳細情報[編集]

年度別投手成績[編集]

年度 チーム 平均自責点 試合 完投 完封 勝利 敗戦 セーブ ホールド 勝率 打者 投球回 被安打 被本塁打 四球 死球 奪三振 失点 自責点
2009 斗山 5.23 30 0 0 9 6 0 3 0.600 527 117 114 21 71 4 96 75 68
2010 6.42 30 0 0 4 3 0 1 0.571 436 96.2 102 17 49 5 86 74 69
2011 6.33 6 0 0 0 1 0 0 0.000 96 21.1 26 6 10 2 5 16 15
2012 1.93 53 0 0 5 2 1 22 0.714 260 65.1 35 2 29 2 69 18 14
2013 2.50 55 0 0 5 4 5 9 0.556 309 72 51 8 45 2 77 22 20
2014 8.57 12 0 0 0 3 0 1 0.000 109 21 26 4 20 2 17 21 20
2016 5.25 11 0 0 0 1 5 1 0.000 54 12 12 0 9 0 17 7 7
2017 7.94 11 0 0 1 1 0 0 0.500 84 17 20 2 11 2 7 17 15
2018 4.30 17 0 0 1 0 0 0 1.000 66 14.2 13 1 12 2 13 7 7
2019 4.76 3 0 0 0 0 0 0 0.000 26 5.2 5 1 4 1 5 3 3
2020 起亜 5.06 57 0 0 4 5 0 17 0.444 229 48 33 5 54 3 61 27 27
2021 4.75 49 0 0 4 1 0 12 0.800 160 36 32 6 19 3 33 19 19
通算 11シーズン 4.85 334 0 0 33 27 11 66 0.550 2356 526.2 469 73 333 28 486 306 284

背番号[編集]

  • 47 (2008年 - 2014年、2017年 - 2019年)
  • 27 (2016年途中 - 同年終了)
  • 21 (2020年 - 2022年)

脚注[編集]

  1. ^ “ポストシーズン2回戦、連続本塁打被弾”. http://m.mk.co.kr/news/headline/2012/653311/ 
  2. ^ “戦力外・軍服務選手発表”. http://www.donga.com/news/article/all/20191122/98490200/1 
  3. ^ https://sports.v.daum.net/v/20220708142018848?f=m
  4. ^ https://sports.v.daum.net/v/20220708143734451?f=m