渡口線
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渡口線 | |||
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基本情報 | |||
国 | 中華人民共和国 | ||
所在地 | 四川省 | ||
起点 | 攀枝花駅 | ||
終点 | 格里坪駅 | ||
開業 | 1970年4月 | ||
路線諸元 | |||
路線距離 | 41.929 km | ||
軌間 | 1,435 mm (標準軌) | ||
線路数 | 単線 | ||
電化方式 | 非電化 | ||
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渡口線 | |
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各種表記 | |
繁体字: | 渡口鐵路 |
簡体字: | 渡口铁路 |
拼音: | Dùkǒu Tiĕlù |
英文: | Dukou Railway |
渡口線 (とこうせん) とは中国四川省攀枝花市内を東西に貫く、全長42kmの成昆線の支線鉄道路線。単線(一部複線)・非電化。攀枝花駅の北7kmにある三堆子駅の先にて成昆線から西に分岐し、金沙江を遡り、渡口を経て、炭鉱・石灰石・鉄鉱石・セメントなどの鉱業地区に接続する。
概要
[編集]1967年4月、人民解放軍鉄道兵7659部隊により着工、1970年4月に完成した[1]。
渡口線と成昆線の分岐は、三堆子駅と牛坪子駅の間にあるトンネルの中で、全方向複線で乗り入れできるような三角形を形成しており、渡口方面・成都方面・昆明方面の三方向からいずれの方向にも直通可能である[2]。渡口線は急峻な川沿いで多数の支流の河を跨ぐため、全線の三分の一がトンネル・橋梁となっている。
参考文献
[編集]- ^ “攀枝花市誌 第八篇交通 第二章 鉄路”. www.panzhihua.gov.cn (1994年7月). 2017年1月5日閲覧。
- ^ 馬千里、王開済著 (1983). 《中国鉄路建築編年簡史(1881-1981)》. 北京: 中国鉄道出版社