京都聖母女学院短期大学
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京都聖母女学院短期大学 | |
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大学設置 | 1962年 |
創立 | 1923年 |
廃止 | 2018年 |
学校種別 | 私立 |
設置者 | 学校法人聖母女学院 |
本部所在地 | 京都府京都市伏見区深草田谷町1 |
キャンパス | 藤森キャンパス |
学部 | 生活科学科 児童教育学科 国際文化学科 専攻科 |
京都聖母女学院短期大学(きょうとせいぼじょがくいんたんきだいがく、英語: Kyoto Seibo College)は、京都府京都市伏見区深草田谷町1に本部を置いていた日本の私立大学である。1962年に設置され、2018年に廃止された。大学の略称は聖母短大、聖短。 2017年度以降は学生募集を行わず、2018年3月に閉学[1]。
概観
[編集]大学全体
[編集]- 京都聖母女学院短期大学は、京都市伏見区内にある日本の私立短期大学。学校法人聖母女学院により1962年に設置された。閉校までは伏見区に藤森キャンパスがあったが、かつては大阪府寝屋川市にも短大キャンパスがあった。幼稚園、小学校、中学、高校が併設されている。短大のあったマザーホールに京都聖母学院保育園と聖母インターナショナルプリスクールが2018年4月から開園されている。
建学の精神(校訓・理念・学是)
[編集]- 京都聖母女学院短期大学における建学の精神は「カトリックの人間観・世界観に基づく教育を通して、真理を探求し、愛と奉仕と正義に生き、真に平和な世界を築くことに積極的に貢献する人間を育成する。」となっている。
教育および研究
[編集]- 京都聖母女学院短期大学は児童教育学科が設置されており、小学校・幼稚園教員・保育者養成に力をいれている。
- 生活科学科では、介護職や栄養士の養成に力をいれている。
- 一般教育科目には「伏見・深草学」と称した短大独自の科目がある。
学風および特色
[編集]- 京都聖母女学院短期大学は1923年ヌヴェール愛徳修道会により大阪市玉造に聖母女学院が創立されたのが起源となっており、キリスト教の思想に基づいた教育がベースとなっている。クリスマスや宗教的行事などがある。
沿革
[編集]- 1923年(大正12年) - ヌヴェール愛徳修道会により大阪市玉造に聖母女学院が創設される。
- 1932年(昭和7年) - 寝屋川市に移転。
- 1962年 - 大阪府寝屋川市三井1011に聖母女学院短期大学開学。家政学科を置く[2]。
- 1968年 - 京都市伏見区に児童教育学科が増設される。
- 1973年 - 専攻科児童教育専攻が設置される。
- 1981年 - 家政学科のキャンパスを児童教育学科と同じ京都府京都市伏見区に移転する。
- 1986年 - 家政学科を専攻分離。
- 家政専攻
- 食物栄養専攻
- 1988年 - 国際文化学科が増設される。
- 1993年(平成5年) - 学科及び専攻名が変更される。
- 家政学科→生活科学科
- 家政専攻→生活科学専攻
- 専攻科に新専攻課程が設置される:国際文化専攻
- 家政学科→生活科学科
- 1997年 - 専攻科児童教育専攻が2年制となる。
- 2002年 - 国際文化学科に専攻課程を設置。
- 国際福祉専攻
- 英語コミュニケーション専攻
- 2007年 - 国際文化学科英語コミュニケーション専攻で学生募集停止
- 2008年 - 学科の改変が行われる。
- 国際文化学科国際福祉専攻→生活科学科生活福祉専攻(これにより、国際文化学科は学生募集停止)
- 2011年 - 聖母女学院短期大学から京都聖母女学院短期大学に改称
- 2016年 - 当初、この年から児童教育学科で3年制の長期履修制度を導入予定であったが、翌年度での学生募集が最後となることが決定[3]し、長期履修制度は見送りとなる。
- 2018年 - 3月にすべての学生が卒業し、閉学・2018年9月26日付で文部科学省より閉学の認可を受ける。
- 2018年 - 4月より旧短期大学のマザーホールに京都聖母学院保育園と聖母インターナショナルプリスクールが開園された。2階に京都聖母学院保育園、3階に聖母インターナショナルプリスクール、1階は両園の共用スペースとなっている。
基礎データ
[編集]所在地
[編集]- 本部キャンパス(京都市伏見区深草田谷町1)
交通アクセス
[編集]象徴
[編集]- 京都聖母女学院短期大学のカレッジマークは盾をイメージしており、その中央部には「聖母」の文字が記されている。
教育および研究
[編集]組織
[編集]学科
[編集]- 2011年度からの学科体制
- 生活科学科
- キャリアデザイン専攻:「情報ビジネス」、「ファッションアパレル」、「建築インテリア」、「ケアマネジメント」、「心理・医療ビジネス」の各コースを置く。
- 生活科学専攻:キャリアデザイン専攻に改組
- 生活福祉専攻:キャリアデザイン専攻に改組
- 食物栄養専攻「メディカル栄養」、「栄養教諭」コースを置く。
- 児童教育学科「こども教育コース」と「こども保育コース」を置く。
- 2008年度からの学科体制
- 生活科学科
- 生活科学専攻:「情報ビジネス」・「住居インテリア」・「服飾アパレル」・「食デザイン」の各コースがある。
- 生活福祉専攻
- 食物栄養専攻:
- 児童教育学科:「小・幼・保」・「幼・保」の各コースからなっている。系列の幼稚園や小学校での教育実習も行なわれている。
- 2007年度までの学科体制
- 生活科学科
- 生活科学専攻
- 食物栄養専攻
- 児童教育学科
- 国際文化学科
- 国際福祉専攻:2008年度より生活科学科生活福祉専攻となる。
- 英語コミュニケーション専攻:2007年度をもって募集を終了。
専攻科
[編集]- 児童教育専攻:本学のみならず幼稚園や小学校の教職免許を有しない大学や短期大学卒業者も入学できる。
大学評価・学位授与機構による認定専攻科なので専攻科を修了(見込)の上、同機構の審査に合格することにより学士の学位が授与されたときには大学院への進学が認められる。
過去にあった課程
[編集]- 国際文化専攻:英米文化研究・英語コミュニケーション専攻・国際事情研究などの科目があった。修業年限は1年制となっていた。
別科
[編集]- なし
取得資格について
[編集]- 受験資格
- フードスペシャリスト:生活科学科生活科学専攻食デザインコース
- 二級建築士:生活科学科生活科学専攻住居インテリアコース
- 栄養教諭二種免許状:生活科学科食物栄養専攻
- 小学校教諭二種免許状・幼稚園教諭二種免許状が児童教育学科にて取得できる。
- 1999年度入学生までを対称に、生活科学科生活科学専攻にて中学校教諭二種免許状(家庭)の教職課程も設けられていた。
学生生活
[編集]部活動・クラブ活動・サークル活動
[編集]学祭
[編集]- 京都聖母女学院短期大学の大学祭は「聖母祭」又は「St.Mary Festival」と呼ばれ、毎年概ね、11月第1土曜日又は第2土曜日に行われていた。
大学関係者と組織
[編集]大学関係者一覧
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施設
[編集]キャンパス
[編集]- 旧 京都聖母女学院短期大学には、「短期大学本館」・「マリアンホール」・「マザーホール」などがある。
対外関係
[編集]他大学との協定
[編集]国内
[編集]オーストラリア
[編集]イギリス
[編集]系列校
[編集]- 京都
- 京都聖母学院高等学校
- 京都聖母学院中学校
- 京都聖母学院小学校
- 京都聖母学院幼稚園
- 京都聖母学院保育園
- 聖母インターナショナルプリスクール
- 大阪
社会との関わり
[編集]- 公開講座を行っている。
卒業後の進路について
[編集]就職について
[編集]編入学・進学実績
[編集]聖母女学院短期大学専攻科へ進学することができる。大学への編入学実績は以下の通りである。
脚注
[編集]- ^ 京都聖母女学院短期大学 志願者減、募集停止へ 18年春に閉校 /京都毎日新聞
- ^ 在学者60人。
- ^ “お知らせ・イベント情報” 2015年11月4日閲覧。
- ^ 放送大学 平成28年度 単位互換案内
参考文献
[編集]- 『全国学校総覧』
- 『日本の私立短期大学』(日本私立短期大学協会発行:1980年)
- 『進学年鑑』(『私大コース』シリーズ別冊)
- 『全国短期大学高等専門学校一覧』(文部省高等教育局技術教育課監修)
- 『短期大学教育』第49号(日本私立短期大学協会発行:1992年)
- 『短大蛍雪』(全国短大&専修・各種学校受験年鑑シリーズ。旺文社)
- 『全国短期大学受験要覧』(廣潤社)
- 『全国短期大学案内』(教学社)
- 『全国短期大学受験案内』(晶文社)
- 『全国短期大学案内』(梧桐書院)
- 『短大蛍雪』(2000年5月臨時増刊。旺文社)
- 『聖母女学院短期大学』:入学案内小冊子
関連項目
[編集]- 廃止された日本の短期大学一覧
- たまこまーけっと(アニメーション作品内の学校のモデルとして、当校が取材協力としてクレジット)