Autodesk Fusion
ウィキペディアから無料の百科事典
別名 | Fusion 360 |
---|---|
開発元 | Autodesk |
初版 | 2013年9月24日 |
最新版 | 2.0.13162[1] / 2022年5月26日 |
対応OS | Windows, macOS, Android, iOS[2] |
対応言語 | 英語、日本語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語、韓国語、中国語[3] |
種別 | CAD、CAM、CAE、PCB設計ソフトウェア |
ライセンス | Trialware |
公式サイト | Fusion |
Autodesk Fusionは、オートデスク社が開発しているクラウドベースの3D CAD、CAM、CAEソフトウェアである[4][5]。3Dモデル、プリント基板、2D・3D図面の設計が可能[5]。WindowsとmacOSで利用可能で、AndroidとiOS向けの簡易アプリケーションも配布されている。ソフトウェアのサブスクリプションライセンスは有償だが、学生・教員・教育機関は無償で利用可能である[6]。また、非商用の個人用途であれば機能限定版ライセンスが無料で使用できる[7]。2024年1月にFusion 360から現在の名称に変更された[8][9]。
歴史
[編集]2013年9月24日にオートデスクから発表された[10]。その多くの機能は前身であるInventor Fusionから取り入れられたものである[11]。
リリース後も、他のオートデスク社製品との統合を続けている。
特徴
[編集]3Dモデリング、シミュレーション、ドキュメンテーション機能が内蔵されており、機械加工・フライス加工・旋盤加工・積層造形などの造形プロセスを管理することができる。また、スキーマ設計、PCB設計、コンポーネント管理などの電子設計自動化(EDA)機能も備えている。
拡張機能
[編集]高度な拡張機能がオートデスク社から有償で販売されている[17]。
脚注
[編集]- ^ keqingsong (May 26, 2022). “What's new in V.2.0.13162”. Fusion 360 Community. Autodesk. 2022-07/10閲覧。
- ^ Bryce Heventhal (July 13, 2015). “Fusion 360 mobile – iOS & Android”. Fusion 360 Blog. Autodesk. 2022-07/10閲覧。
- ^ “How to change the user language for Fusion 360”. Autodesk Knowledge Network. Autodesk. 2022-07/10閲覧。
- ^ “We’re celebrating 6 years of Fusion 360”. 2022年4月12日閲覧。
- ^ a b “Fusion 360 | 3D CAD/CAM/CAE/PCB クラウドベースのソフトウェア | オートデスク”. www.autodesk.co.jp. 2022年4月11日閲覧。
- ^ “Fusion 360 学生、教員向けの無償ソフトウェア オートデスク”. 2022年7月10日閲覧。
- ^ “個人用 Fusion 360”. 2022年4月11日閲覧。
- ^ “January 2024 Product Update”. Aoutdesk. 2024年2月10日閲覧。
- ^ “XユーザーのAutodesk Fusion Japanさん: 「#Fusion360 から #AutodeskFusion に生まれ変わりました🎊 これも皆様の変わらぬお引き立てのおかげと、 心より感謝しております✨✨ 今後とも一層の努力を続けて参りますので、 これからもご支援、ご厚意を賜りますようお願い申しあげます😊”. X. 2024年2月10日閲覧。
- ^ Kat Ingalls (September 24, 2013). “The Next Generation of Design and Engineering Software Has Arrived”. Autodesk. 2022-07/10閲覧。
- ^ herzinj (July 24, 2014). “Inventor Fusion SUPPORT WILL BE DISCONTINUED EFFECTIVE AUGUST 23 2014”. Autodesk. 2022年7月10日閲覧。
- ^ Caleb Kraft (February 17, 2017). “Fusion 360 Adds “Slicer” for Laser Cutting and CNC Routing”. Makezine.com. 2022年7月10日閲覧。
- ^ “Autodesk Meshmixer”. 2022-07/10閲覧。
- ^ Andrew Sartorelli (April 29, 2019). “Meshmixers Future?”. Autodesk. 2022年7月10日閲覧。
- ^ Vikram Vedantham (January 7, 2021). “Autodesk Netfabb Joins Fusion 360 Family, Better Uniting Additive Manufacturing and Design”. Autodesk. 2022年7月10日閲覧。
- ^ “Netfabb Online Service”. 2022年7月10日閲覧。
- ^ “Fusion 360 Extensions”. Autodesk. 2022-07/10閲覧。
外部リンク
[編集]- Fusion - オートデスク