PHONO TONES

ウィキペディアから無料の百科事典

PHONO TONES
出身地 日本の旗 日本
ジャンル 器楽曲
ジャム・バンド
活動期間 2011年 -
レーベル
メンバー 飯塚純(キーボード
伊地知潔ドラムス
猪股ヨウスケ(ベース
宮下広輔(ペダル・スティール・ギター

PHONO TONES(フォノトーンズ)は2011年に結成された器楽曲バンド

メンバー

[編集]
飯塚純(いいづか じゅん)
キーボード 担当。ピアノ・ロックバンド・UNDER LIFEのボーカル兼ピアノ。
伊地知潔(いぢち きよし)
ドラムス 担当。ASIAN KUNG-FU GENERATIONのメンバー。
猪股ヨウスケ(いのまた ようすけ)
ベース 担当。自身がボーカル・ギターを務めるDr.DOWNERの他、MEANINGのベーシストとしても活動。
宮下広輔 (みやした こうすけ)
ペダル・スティール・ギター 担当。スリーピースバンド・きわわのメンバー。

来歴

[編集]

2011年ドラムス・伊地知潔、ベース・猪股ヨウスケが中心となり結成し、10月12日渋谷ライブハウス・渋谷LOOP annexにて初ライブを行った[1]。以降も定期的にライブ活動を継続し、翌年2012年1月18日に1stアルバム『PHONO TONES has come!』をリリース。本アルバムのリリースにあたり金澤ダイスケSPECIAL OTHERS山田貴洋から応援コメントが寄せられた[2]。また同年2月9日神奈川県のライブハウス・F.A.D YOKOHAMAで磯部正文BANDDr.DOWNERを招聘して本アルバムのレコ発ライブが行われた[3]。このレコ発ライブは翌月3月23日代官山UNITでも行われた[2]

以降はライジング・サン・ロックフェスティバルへの出演[4]愛媛県でのアコースティック・ライブの開催[5]等を含むライブ活動を続け、2013年キューンミュージックより2ndアルバム『LOOSE CRUISE』をリリースし、メジャー・デビューを果たす。本アルバムの収録曲「Saturday 少林 Fever」は埼玉県聖天宮で撮影されたミュージック・ビデオが制作・公開されている[6]。さらに同年10月に東京湾での船上ライブを開催した[7]

2014年以降もフジロックフェスティバル[8]ROCK IN JAPAN FESTIVAL[9]森、道、市場といったロック・フェスティバルの出演をコンスタントにこなし、3rdアルバム『Along the 134』やADAM atのスプリットCD[10]等の音源リリースも行う。2021年よりキューンミュージックを離れ、ビクターエンタテイメントへ移籍[11]

楽曲

[編集]

楽曲の殆どが器楽曲だが、2013年にリリースされた2ndアルバム『LOOSE CRUISE』では元・cutman-boocheのウリョンをボーカルに迎えた楽曲が収録されている[12]。また、初期はベース・猪股が楽曲制作の中心を担当していたが、活動を経るにつれて宮下や飯塚も制作に参加している[13]

ディスコグラフィー

[編集]

アルバム

[編集]
発売日 タイトル 規格品番 収録曲 備考
1st 2012年1月18日 PHONO TONES has come! MCCP-001
2nd 2013年8月7日 LOOSE CRUISE KSCL-2258
3rd 2012年10月24日 Along the 134 KSCL-2583
Split EP 2017年7月26日 Mr. Hyde MCCS-003
Split EP 2017年7月26日 Dr.Jekyll VICL-64816
4th 2022年4月20日 BUBBLE VICL-65697
5th 2023年7月19日 SHARE VICL-65852

配信シングル

[編集]
発売日 タイトル
2021年7月7日 The sky's the limit
2021年9月22日 Jack Russell
2022年2月23日 You & I
2022年7月15日 A walk with the colors
2022年10月28日 Joyful Sounds

脚注

[編集]

出典

[編集]
  1. ^ “アジカンの伊地知潔とDr.DOWNERの猪股ヨウスケ、新バンド「PHONO TONES」を結成。10・12に渋谷で初ライヴ (2011/09/27) 邦楽ニュース|音楽情報サイトrockinon.com(ロッキング・オン ドットコム)”. https://rockinon.com/news/detail/58103 2023年4月6日閲覧。 
  2. ^ a b “PHONO TONES、レコ発ライヴに代官山UNIT公演が追加。スペアザ、フジファブ、アジカンメンバーからのコメントも (2012/01/17) 邦楽ニュース|音楽情報サイトrockinon.com(ロッキング・オン ドットコム)”. https://rockinon.com/news/detail/62872 2023年4月6日閲覧。 
  3. ^ “PHONO TONES、来年1・18に1stアルバムをリリース&磯部正文BANDとDr.DOWNER をゲストに迎え2・9にF.A.D YOKOHAMAでレコ発 (2011/12/26) 邦楽ニュース|音楽情報サイトrockinon.com(ロッキング・オン ドットコム)”. https://rockinon.com/news/detail/61967 2023年4月6日閲覧。 
  4. ^ “斉藤和義、THE BAWDIES、怒髪天、ねごと等。『RISING SUN ROCK FESTIVAL 2012 in EZO』第2弾出演アーティスト発表 (2012/04/27) 邦楽ニュース|音楽情報サイトrockinon.com(ロッキング・オン ドットコム)”. https://rockinon.com/news/detail/67085 2023年4月6日閲覧。 
  5. ^ “PHONO TONES、愛媛にてアコースティックライブの開催が決定 (2013/05/24) 邦楽ニュース|音楽情報サイトrockinon.com(ロッキング・オン ドットコム)”. https://rockinon.com/news/detail/82710 2023年4月6日閲覧。 
  6. ^ “PHONO TONES、新曲「Saturday 少林 Fever」のMV公開&東京湾クルーズライヴを開催 (2013/07/26) 邦楽ニュース|音楽情報サイトrockinon.com(ロッキング・オン ドットコム)”. https://rockinon.com/news/detail/85826 2023年4月6日閲覧。 
  7. ^ PHONO TONES”. 2023年4月6日閲覧。
  8. ^ PHONO TONES”. 2023年4月6日閲覧。
  9. ^ PHONO TONES”. 2023年4月6日閲覧。
  10. ^ “ADAM at×PHONO TONES、互いをイメージしたスプリットCD「ジキル」と「ハイド」 - 音楽ナタリー”. https://natalie.mu/music/news/234045 2023年4月6日閲覧。 
  11. ^ “アジカン伊地知率いるインスト・ジャム・バンド、PHONO TONESがビクター移籍第一弾シングル配信&MV公開”. https://spice.eplus.jp/articles/289683 2023年4月6日閲覧。 
  12. ^ “PHONO TONES、元cutman-boocheウリョンVo参加曲を含む新作発売 (2013/07/01) 邦楽ニュース|音楽情報サイトrockinon.com(ロッキング・オン ドットコム)”. https://rockinon.com/news/detail/84542 2023年4月6日閲覧。 
  13. ^ PHONO TONES「BUBBLE」インタビュー|10年かけてたどり着いた本当の“デビューアルバム” - 音楽ナタリー 特集・インタビュー”. 2023年4月6日閲覧。

外部リンク

[編集]