宮﨑あおい

みやざき あおい
宮﨑 あおい
宮﨑 あおい
別名義 宮崎 あおい(旧芸名)
生年月日 (1985-11-30) 1985年11月30日(38歳)
出生地 日本の旗 日本 東京都
身長 163 cm
血液型 O型
職業 女優
ジャンル テレビドラマ映画舞台CM
活動期間 1989年 -
配偶者 高岡蒼佑(2007年 - 2011年)
岡田准一(2017年 - )
著名な家族 宮﨑将(兄)
事務所 ヒラタインターナショナル
公式サイト AOI MIYAZAKI official web
主な作品
テレビドラマ
ちょっと待って、神様
ケータイ刑事 銭形愛
純情きらり
篤姫
あさが来た
映画
EUREKA
害虫
NANA
ただ、君を愛してる
少年メリケンサック
ソラニン
ツレがうつになりまして。
神様のカルテ
わが母の記
北のカナリアたち
舟を編む
怒り
バースデーカード
舞台
『星の王子さま』
『その夜明け、嘘。』
受賞
日本アカデミー賞
優秀主演女優賞
2010年少年メリケンサック
2012年ツレがうつになりまして。
2014年舟を編む
2017年怒り
優秀助演女優賞
2013年わが母の記
2017年バースデーカード
その他の賞
高崎映画祭
最優秀新人女優賞
2001年EUREKA
日刊スポーツ映画大賞
主演女優賞
2011年『ツレがうつになりまして。』『神様のカルテ』『わが母の記』
助演女優賞
2016年『怒り』『バースデーカード』
石原裕次郎賞
2016年『怒り』『バースデーカード』
新人女優賞
2001年害虫
ナント三大陸映画祭
主演女優賞
2001年『害虫』
ゴールデン・アロー賞
放送賞(ドラマ部門)
2006年純情きらり
演劇新人賞
2003年『星の王子さま』
橋田賞
女優賞
2006年『純情きらり』
ギャラクシー賞
個人賞
2008年篤姫
TAMA映画祭
最優秀女優賞
2012年『わが母の記』『ツレがウツになりまして。』
特別賞
2013年はじまりのみち
山路ふみ子映画賞
山路ふみ子女優賞
2016年『怒り』
備考
NHK大河ドラマ主演(放送開始時の年齢22歳1か月は、大河ドラマの主演としては歴代最年少)
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宮﨑 あおい(みやざき あおい、1985年昭和60年〉11月30日 - )は、日本女優。旧芸名、宮崎 あおい

東京都出身。ヒラタインターナショナル所属。実兄は元俳優の宮﨑将。夫は元V6のメンバーで俳優の岡田准一[1]

略歴

4歳の時、母親の「思い出に残るように」という理由で[2]子役デビュー。CM(サントリー「緑水」、旭化成など)や雑誌を中心に活動した。ドラマや映画にも出演していたが、名前の付かないような脇役が多かった。

役名をもらい、本格的に女優業を始めたのは1997年 - 1999年頃から。映画デビューは大林宣彦監督作品『あの、夏の日 / とんでろ、じいちゃん』(1999年)で、その後、ピチレモンのモデル(ピチモ)として毎月レギュラーで登場して人気を得た。2001年、映画初主演の『害虫』で、第23回ナント三大陸映画祭コンペティション部門主演女優賞を受賞(映画公開は2002年)。2002年には、『EUREKA』で第16回高崎映画祭最優秀新人女優賞を受賞した。またこの年は、BS-iケータイ刑事 銭形愛』で連続テレビドラマに初主演した。2003年、初舞台で主演をつとめたミュージカル『星の王子さま』(演出:白井晃)で、第41回ゴールデン・アロー賞演劇新人賞を受賞。同年、アニメ『魔法遣いに大切なこと』で声優初挑戦。その後も、アニメの映画やドラマ、ドキュメンタリーのナレーションなど、声に関わる仕事もしている。

2005年中島美嘉とダブル主演を務めた『NANA-ナナ-』が、2005年度実写邦画観客動員数第2位、興行収入40億円の大ヒットとなりブレイクのきっかけとなった。

2006年NHK連続テレビ小説純情きらり』ではヒロイン・有森桜子役を演じ、同作で第44回ゴールデン・アロー賞放送賞(ドラマ部門)を受賞した。

2008年、NHK大河ドラマ篤姫』で、主人公の篤姫を演じる。放送開始時の年齢22歳1か月は、大河ドラマの主演としては歴代最年少である[注 1]

2012年フジテレビ関西テレビ制作)『ゴーイング マイ ホーム』で10年ぶりに民放の連続ドラマに出演。

2015年秋から2016年春まで、『純情きらり』以来の2度目の出演となるNHK連続テレビ小説『あさが来た』で、主演の波瑠とのダブルヒロインとなる姉・はつ役を演じる[3]

2018年の第1子出産に伴う産休を経て、2019年10月公開の『真実』で洋画吹き替えに初挑戦[4]、2020年1月放送のTBSあしたの家族』にて女優業に復帰した[5]

私生活

2007年6月15日、知人の紹介で知り合い10代の頃から7年間交際していた俳優の高岡蒼佑[注 2]と婚姻届を提出し電撃結婚[6]東京大神宮にて7月25日に挙式し[7]、2008年3月に披露宴を開いたが[8]、約4年半の結婚生活を経て2011年12月28日に離婚[9][10][11]

映画『陰日向に咲く』、『天地明察』での共演を経て友人関係にあったV6[注 3]岡田准一と2015年春より交際を開始し、約2年半の交際期間を経て2017年12月23日に婚姻届を提出し、結婚(再婚)した[12][13]。翌12月24日にそれを2人の連名によるFAXで発表した[14]。挙式や披露宴や新婚旅行などの予定はないとしている[15]2018年5月19日、岡田の所属するジャニーズ事務所[注 4]を通じて、第1子妊娠が公表された[16]。同年10月16日、第1子男児出産を発表した[17]

人物

  • 2000年から2001年に放送された『秘密倶楽部o-daiba.com』および『株式会社o-daiba.com〜美少女IT戦士リアルシスターズ』(共にフジテレビ)で共演した、栗山千明須藤温子ベッキー松本まりかと仲が良い。過去に出版したフォトエッセー「the+me」では「RSZ(リアルシスターズの略)」が一番大切な仲間と述べていた。4人共フォトエッセーに寄稿している。
  • リンゴの皮剥きが得意であり[注 5]アフラックのCMの中でもその腕前を披露している。
  • 趣味は写真。特技はネイルアート
  • 女優の満島ひかりとは生年月日が全く同じである。二人は2012年の映画『北のカナリアたち』で初共演した。2017年の東京国際映画祭でも共演したことがある[18]
  • 映画とNHKのテレビドラマへの出演が多く、民放のテレビドラマ出演が少ない理由について、「10代のころは若いだけでアイドル視される傾向があったので映画だけに出演したいというこだわりがあったが、今では(ドラマでも映画でも演技者として)伝えるものに変わりはないとわかって、そういうこだわりはなくなった。」と語っている。
  • 『あにいもうと』で大型トラック運転手を演じるにあたり、実際に大型自動車免許を取得している[19]
  • 自身は、女優業に関しては演技が好きなわけではなく、嫌になったら辞めると発言したことがある[20]

出演

※役名が太字表記の作品は、主演。

映画

配信映画

テレビドラマ

その他のテレビ番組

  • てれび絵本「おとなりさん」(初回放送2006年9月7日 - 純情きらりの放送期間中) - 朗読
  • ザ・ノンフィクション(フジテレビ) - ナレーション(不定期)
    • 「宮崎あおい愛しき津波の島へ」(2006年10月15日) - 出演
    • 「康子のバラ〜19歳、戦渦の日記〜」(2009年8月2日) - 出演(ナレーション・日記朗読)
    • 「放送1000回SP」(2021年4月11日・18日)
    • 「人生の終わりの過ごし方」~「ダメ人間マエダ」の終活~(2021年9月12日・19日)
    • 「奇跡の夏に輝いて」 ~ピュアにダンス 待寺家の18年~(2021年10月24日)
    • 「あの日 僕を捨てた父は」~孤独な芸人の悲しき人生~(2022年10月23日・30)
    • 「あの日 僕を捨てた父は2」~孤独な芸人と家族の再生~(2023年9月17日・24日)
  • ぴあのピア(2007年1月8日、NHK-BShi / NHK-BS2) - 番組案内・ナレーション
  • MUFGスペシャル 未来の子どもたちへ 地球の危機を救うお金の使い方(2007年9月3日、TBS)
  • トップランナー(2008年11月17日、NHK総合
  • 感動地球スペシャル 宮崎あおい、心にしみるアフリカ〜生命輝く大地・ルワンダ〜(2009年3月1日、テレビ静岡
  • 課外授業 ようこそ先輩「武器を持つ?持たない?〜紛争解決人 伊勢崎賢治」(2009年10月4日、NHK総合) - ナレーション
  • NHKスペシャル「ふしぎがり〜まど・みちお 百歳の詩〜」(2010年1月30日、NHK総合) - ナレーション
  • テレメンタリー2021「東京の日の丸〜馬瓜エブリン 26歳〜」(2021年8月、名古屋テレビ放送) - ナレーション[35]

ラジオドラマ

テレビアニメ

劇場アニメ

吹き替え

舞台

  • ミュージカル 星の王子さま(2003年8月初演、2005年8月再演) - 星の王子さま
  • その夜明け、嘘。(2009年2月) - 主演
  • ウーマンリブ VOL.12「SAD SONG FOR UGLY DAUGHTER」(2011年6月)

ミュージックビデオ

広告

ポスター

映像作品

  • 宮崎あおい〜Colors〜(2002年1月25日、アートポート / ビームエンターテインメント / Fairy Smile Series)
  • 宮崎あおい in パコダテ人(2002年2月25日、アートポート / ビームエンターテインメント)
  • moratorium(モラトリアム)(2002年11月22日、大映・アートポート / パイオニアLDC
  • OLARE(オラレ)(2003年11月6日、ホリプロ / ポニーキャニオン
  • Foto por favor(フォトポルファボール)(2003年11月6日、ホリプロ / ポニーキャニオン)
  • OLARE / Foto por favor 2本組 + photo book(2003年11月6日、ホリプロ / ポニーキャニオン)
  • NONFIX 京都の恋(2003年11月19日、ホリプロ / ポニーキャニオン / 女優ノンフィクション The Lost Treasure)

書籍

  • フォトエッセイ集 the+me(テーマ)(2001年12月25日、アミューズブック、ISBN 4901714236
  • 映画「ラブドガン」オフィシャルフォトブック LOVE GUN(2004年6月15日、リトルモア、ISBN 4898151248
  • フォトエッセイ集 祈り(2005年11月30日、ネコ・パブリッシング、ISBN 4777051218
  • フォトエッセイ集 宮﨑あおい&宮﨑将共著 たりないピース(2006年5月11日、小学館、ISBN 4093637040
  • フォトエッセイ集 宮﨑あおい&宮﨑将共著 Love,Peace & Green たりないピース2(2007年11月16日、小学館、ISBN 4093637121

写真集

  • 写真集 イクない?(2001年5月25日、ワニブックスISBN 4847026616
  • 写真集 少女日記(2001年12月25日、角川書店ISBN 4048534505
  • 写真集 Happy Tail(2002年4月26日、ソニーマガジンズ、ISBN 4789717577
  • デジタル写真集 Nature(2003年6月9日)(インターネットダウンロード型)
  • 写真集 20TH ANNIVERSARY 光(2005年11月30日、ネコ・パブリッシング、ISBN 4777051226

雑誌連載

  • CM NOW玄光社)「春夏秋冬 はる なつ あき ふゆ」(2003年5・6月号 - 2006年5・6月号)
  • Cut(ロッキング・オン)「宮崎あおい日々のあわ」(2005年11月号 - 2012年5月号)
  • ウフ.(マガジンハウス)「あおい歳時記」(2006年7月号 - 2007年7月号 )「なんてことない今日だけど」(2007年8月号 - 2009年5月号)

受賞歴

脚注

注釈

  1. ^ それまでは『義経』の滝沢秀明の23歳9か月が最年少であった。
  2. ^ 当時。高岡は2020年8月3日に芸能界を引退している。
  3. ^ 当時。V6は2021年11月1日に解散している。
  4. ^ 当時。現・SMILE-UP.。岡田は2023年11月30日に退所している。
  5. ^ 小学校の頃に家庭科クラブに所属していたとき、同級生と剥いた皮の長さを競争していたことから、途切れず最後までむくことが出来るようになった(アフラックHPでの本人談)。

出典

  1. ^ “V6の岡田准一さんと宮崎あおいさんが結婚”. NHKニュース (NHK). (2017年12月24日). オリジナルの2017年12月24日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20171224155435/https://www3.nhk.or.jp/news/html/20171224/k10011269951000.html?utm_int=news_contents_news-main_006 2019年4月13日閲覧。 
  2. ^ 小学館から刊行「たりないピース」より
  3. ^ 次期朝ドラ『あさが来た』は波瑠と宮崎あおいの“姉妹ヒロイン””. オリコン (2015年4月24日). 2015年7月17日閲覧。
  4. ^ “宮崎あおい:是枝裕和監督最新作で洋画吹き替え初挑戦 ジュリエット・ビノシュの声を担当”. MANTANWEB (MANTAN). (2019年9月19日). https://mantan-web.jp/article/20190918dog00m200066000c.html 2020年6月3日閲覧。 
  5. ^ “フォーカス:宮崎あおい ドラマ「あしたの家族」小野寺理紗役 「親の愛」感じながら”. 毎日新聞. (2019年12月25日). https://mainichi.jp/articles/20191225/dde/018/200/001000c 2020年6月3日閲覧。 
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  7. ^ “宮崎あおい、高岡蒼甫が極秘挙式”. 日刊スポーツ. (2017年8月1日). https://www.nikkansports.com/entertainment/p-et-tp0-20070801-235248.html 2020年6月3日閲覧。 
  8. ^ “宮崎あおい“鉄壁ガード”で披露宴!”. スポニチ Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2018年3月4日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2008/03/04/kiji/K20080304Z00000990.html 2020年6月3日閲覧。 
  9. ^ “宮崎あおいさんと高岡蒼佑さん離婚 「別々の道を歩む」と発表”. MSN産経ニュース (産経新聞). (2011年12月28日). オリジナルの2011年12月28日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20111228152630/http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/111228/ent11122816550012-n1.htm 2019年4月13日閲覧。 
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  18. ^ “宮崎あおいと蒼井優が映画祭で緊迫――冷戦に巻き込まれた“被害者”女優とは?”. サイゾーウーマン (株式会社サイゾー). (2017年11月18日). https://cyzowoman.jp/2017/11/post_160138_1.html 2019年4月13日閲覧。 
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  20. ^ “宮崎あおい「髪が長い自分は嫌い」「全然清楚じゃない」。イメージに抗っていた17年前の言葉”. wezzy (株式会社サイゾー). (2018年5月27日). オリジナルの2018年6月14日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20180614144135/https://wezz-y.com/archives/55122 2019年4月13日閲覧。 
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