ランパス(古代ギリシャ語: Λαμπάς、Lampás、ラムパス)は、ギリシア神話に登場する冥界のニュンペー(ニンフ)である。その名は「光」を意味する[1]。
ランパスは単数形で、複数形はランパデス(Λαμπάδες、Lampádes、ラムパデス)。
冥界の女神ヘカテーとともに松明を掲げて照らす者達であるといわれている[2]。
また、アケローン川のニンフで[3]、アケローン河神との間にアスカラポスを産んだオルプネーも冥界のニュンペーである[4]。
- ^ 『ラルース ギリシア・ローマ神話大事典』567頁。
- ^ アルクマーン断片、63(『イーリアス』6巻21に対する古註)。
- ^ 『ギリシア・ローマ神話辞典』17頁。
- ^ 『変身物語』209頁。
参考文献[編集]