加藤産業
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本社 | |
種類 | 株式会社 |
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機関設計 | 監査役会設置会社[1] |
市場情報 | 大証1部(廃止) 9869 |
本社所在地 | 日本 〒662-8543 兵庫県西宮市松原町9番20号 北緯34度44分14.0秒 東経135度20分57.4秒 / 北緯34.737222度 東経135.349278度座標: 北緯34度44分14.0秒 東経135度20分57.4秒 / 北緯34.737222度 東経135.349278度 |
設立 | 1947年8月22日 |
業種 | 卸売業 |
法人番号 | 6140001068331 |
事業内容 | 瓶詰、缶詰、砂糖、小麦粉、油脂とその他食料品、酒類、飲料の販売及びこれらの輸出入 他 |
代表者 | 代表取締役社長 加藤和弥 |
資本金 | 59億3400万円 (2021年9月30日現在)[2] |
発行済株式総数 | 3815万3115株 (2021年9月30日現在)[2] |
売上高 | 連結: 1兆1371億0100万円 単独: 7790億3200万円 (2021年9月期)[2] |
営業利益 | 連結: 116億1200万円 単独: 106億9500万円 (2021年9月期)[2] |
経常利益 | 連結: 132億8100万円 単独: 119億2900万円 (2021年9月期)[2] |
純利益 | 連結: 86億8400万円 単独: 83億0700万円 (2021年9月期)[2] |
純資産 | 連結: 1355億6000万円 単独: 1234億7200万円 (2021年9月30日現在)[2] |
総資産 | 連結: 3841億0200万円 単独: 3229億8700万円 (2021年9月30日現在)[2] |
従業員数 | 連結: 4,282人 単独: 1,124人 (2021年9月30日現在)[2] |
決算期 | 9月30日 |
会計監査人 | 有限責任あずさ監査法人[2] |
主要株主 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 9.96% 三井物産株式会社 9.09% 三菱商事株式会社 5.15% 株式会社日本カストディ銀行(信託口) 2.80% 加藤和弥 2.75% 住友商事株式会社 2.68% 株式会社加藤興産 2.45% キユーピー株式会社 2.42% ハウス食品グループ本社株式会社 2.42% カゴメ株式会社 2.11% (2021年9月30日現在)[2] |
主要子会社 | #グループ会社参照 |
外部リンク | http://www.katosangyo.co.jp/ |
加藤産業株式会社(かとうさんぎょう 英: KATO SANGYO CO.,LTD.[3])は、兵庫県西宮市松原町に本社を置く酒類・食品の卸売を主要事業とする商社である。
会社概要
[編集]主に[要説明]各種食品の卸売を専業とする。数ある食品卸の商社群の中にあって、独立系にして三菱食品・日本アクセス・国分グループ本社に続く業界大手の食品卸である。同族会社であり、創業者・加藤彌三二の家系が代々社長を務めている。
プライベートブランド (PB) 商品である「カンピー」のいちごジャムやオレンジマーマレードは、イオン等の一般スーパーマーケットでも取り扱われているのみならず、1970年代は、ジュース類(後に撤退)や、1978年から今日までイタリア産パスタのパズロの国内販売をおこなっている[4]。過去には250ml入り缶飲料として「カンピークリームソーダ」(いちご・ホワイト・メロンの3種類で販売)や「カンピーみかんドリンク」などが発売されたこともあるが(イメージガールは高見知佳)、現在は製造中止になっている。卸売業の中ではPB商品の販売に力を入れており、それが高い利益率に繋がっている。
グループとして売上高1兆円を目標に掲げ、2018年に達成した[5]。
沿革
[編集]- 1945年 - 9月 創業者・加藤彌三二が飲料水の卸売をおこなう「加藤商店」を創業。
- 1947年 - 8月 株式会社に改組。現社名に改名する。
- 1962年 - 3月 東京へ進出。
- 1990年 - 6月 大阪証券取引所第2部上場。
- 1997年 - 7月 東京証券取引所第2部上場。
- 2004年 - 9月 東京証券取引所、大阪証券取引所各第1部指定替え。
- 2006年 - 9月 全拠点での「ISO 14001」認証取得を完了。
- 2014年 - 6月 三陽物産株式会社の株式を追加取得し、子会社化。
グループ会社
[編集]特記のないものは、すべて加藤産業が公式サイトで公表しているデータからの参考[6]。
卸売業
[編集]- エス・エイ・エスジャパン(東京都)
- カトー酒販(東京都)
- 三陽物産(大阪府)
- ヤタニ酒販(大阪府)
- ケイ低温フーズ(兵庫県)
- 植嶋(和歌山県)
- カトー菓子(愛媛県)
- カトー農産(宮崎県) - 2017年3月16日、宮崎地裁都城支部にて特別清算開始。同年9月6日、特別清算手続の終結。
- 九州加藤(宮崎県) - 加藤産業100%出資の完全子会社。2019年10月1日付で本社に吸収・合併[7]。
- 上海加産貿易有限公司(中華人民共和国)
- Song Ma Retail Co., Ltd.(ベトナム)
- Kato Sangyo Vietnam Co., Ltd.(ベトナム)
- Lein Hing Holdings Sdn. Bhd.(マレーシア)
- Merison (M) Sdn. Bhd.(マレーシア)
- Naspac Marketing Pte.Ltd.(シンガポール)
物流
[編集]メーカー
[編集]- 和歌山産業(山形県)
- 兵庫興農(兵庫県)
外食
[編集]- アドバンス・キッチン(兵庫県)
その他
[編集]- 加藤不動産(兵庫県)
- 加藤SCアジアインベストメント(兵庫県)
脚注
[編集]- ^ 組織図 - 加藤産業株式会社 2020年11月1日
- ^ a b c d e f g h i j k 加藤産業株式会社『第75期(2020年10月1日 - 2021年9月30日)有価証券報告書』(レポート)、2021年12月20日。
- ^ 加藤産業株式会社 定款 第1章第1条
- ^ パスタ特集:国産メーカー動向=加藤産業、20周年を機に拡販に力
- ^ “加藤産業、売上高初の1兆円到達 9月期連結”. 神戸新聞. (2018年11月12日). オリジナルの2019年12月17日時点におけるアーカイブ。 2023年11月29日閲覧。
- ^ “グループ会社”. 加藤産業. 2021年10月14日閲覧。
- ^ “完全子会社の吸収合併に関するお知らせ” (PDF). 加藤産業 (2019年4月1日). 2021年10月14日閲覧。