瓜部

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(瓜)
康熙字典 214 部首
玉部 瓜部 瓦部
1 丿 2
3
广
4
5
6
7
8
9
10 11 鹿
12 13 14 15
16 17

瓜部(かぶ)は、漢字部首により分類したグループの一つ。

康熙字典214部首では97番目に置かれる(5画の3番目、午集の3番目)。

概要[編集]

冬瓜

瓜部には「瓜」を筆画の一部として持つ漢字を分類している。

単独の「瓜」字は、ウリすなわちウリ科蔓性一年草あるいはそのを意味する。字源としてはウリの身を象る象形文字である[1]。「瓜」は意符としてはウリ科植物に関する文字に含まれる。

字体のデザイン差[編集]

なお日本の新字体では「瓜」を構成要素に持つ字はムの2画を縦・横・点の3画に分けたため「瓜」の部分を6画とする。また表外漢字字体表では「瓜」「瓢」の「瓜」の部分を同様に6画とする。

部首の通称[編集]

  • 日本語:うり
  • 中国語:瓜字旁瓜字底
  • 朝鮮語:오이과부(oi gwa bu、うりの瓜部)
  • 英語:Radical melon

部首字[編集]

(瓜)

  • 中古音
  • 現代音
    • 普通話 - 拼音: guā 注音: ㄍㄨㄚ ウェード式: kua1
    • 広東語 - 粤拼: gwaa1 イェール式: gwa1
  • 日本語 - :カ(クヮ)(漢音:うり
  • 朝鮮語 - (gwa) 오이(oi、うり)

例字[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 陳剣 (2020). "釈瓜". 出土文献与古文字研究. 9: 66–103.