考想息止経

ウィキペディアから無料の百科事典

考想息止経[1](こうそうそくしきょう、: Vitakkasaṇṭhāna-sutta, ヴィタッカサンターナ・スッタ)とは、パーリ仏典経蔵中部に収録されている第20経。『考相経』(こうそうきょう)とも[2]

類似の伝統漢訳経典としては、『中阿含経』(大正蔵26)の第101経「増上心経」がある。

釈迦が、比丘たちに、善なる考えによって不善な考えを払う方法について説いていく。

構成[編集]

内容[編集]

日本語訳[編集]

  • 『南伝大蔵経・経蔵・中部経典1』(第9巻) 大蔵出版
  • 『パーリ仏典 中部(マッジマニカーヤ)根本五十経篇I』 片山一良訳 大蔵出版
  • 『原始仏典 中部経典1』(第4巻) 中村元監修 春秋社

脚注・出典[編集]

  1. ^ 『南伝大蔵経』、『原始仏典』中村
  2. ^ 『パーリ仏典』片山

関連項目[編集]

外部リンク[編集]