『考想息止経』[1](こうそうそくしきょう、巴: Vitakkasaṇṭhāna-sutta, ヴィタッカサンターナ・スッタ)とは、パーリ仏典経蔵中部に収録されている第20経。『考相経』(こうそうきょう)とも[2]。
類似の伝統漢訳経典としては、『中阿含経』(大正蔵26)の第101経「増上心経」がある。
釈迦が、比丘たちに、善なる考えによって不善な考えを払う方法について説いていく。
日本語訳[編集]
- 『南伝大蔵経・経蔵・中部経典1』(第9巻) 大蔵出版
- 『パーリ仏典 中部(マッジマニカーヤ)根本五十経篇I』 片山一良訳 大蔵出版
- 『原始仏典 中部経典1』(第4巻) 中村元監修 春秋社
脚注・出典[編集]
- ^ 『南伝大蔵経』、『原始仏典』中村
- ^ 『パーリ仏典』片山
関連項目[編集]
外部リンク[編集]