SoftBank 206SH

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ソフトバンクモバイル AQUOS PHONE Xx SoftBank 206SH

SoftBank 206SH(ラスターホワイト・前面)
SoftBank 206SH(ラスターホワイト・背面).JPG
SoftBank 206SH(ラスターホワイト・背面)
キャリア ソフトバンクモバイル
製造 シャープ
発売日 2013年6月28日
概要
OS Android 4.2
CPU Qualcomm
Snapdragon 600
APQ8064T 1.7GHz(クアッドコア)[注 1]
音声通信方式 SoftBank 3GW-CDMA900MHz帯対応)
GSM
データ通信方式 SoftBank 4G(AXGP)
EDGE
IEEE 802.11a/b/g/n/ac(Wi-Fi認証)
形状 ストレート型
サイズ 約140 × 約71 × 約9.9 mm
質量 約159 g
連続通話時間 約1000分(3G)
約700分(GSM)
連続待受時間 約500時間(3G)
約430時間(GSM)
約430時間(AXGP)
充電時間 約280分
バッテリー 3080mAh
内部メモリ ROM:32GB
RAM:2GB
外部メモリ microSD
(最大2GB)
microSDHC
(最大32GB)
microSDXC
(最大64GB)
日本語入力 iWnn
FeliCa FeliCa/NFC(決済対応)
赤外線通信機能 あり
テザリング Wi-Fi
Bluetooth 4.0[2]
放送受信機能 ワンセグ/フルセグ
外部接続 microUSB(ホスト・MHL共用)
Miracast
3.5mmイヤホンマイク端子
卓上ホルダ用電源端子
メインディスプレイ
方式 S-CG Silicon
解像度 FHD
(1920×1080ドット
サイズ 5.0インチ
表示色数 約1677万色
サブディスプレイ
なし
メインカメラ
画素数・方式 約1310万画素裏面照射型CMOS
機能 1080p(FHD)動画撮影
手ぶれ補正機能
顔認識
音声認識シャッター
サブカメラ
画素数・方式 207万画素画素CMOS
カラーバリエーション
ラスターホワイト
ブルー
ブラック
テンプレート / ノート
ウィキプロジェクト

AQUOS PHONE Xx 206SH(アクオス フォン ダブルエックス ニーマルロクエスエイチ)は、シャープによって開発された、ソフトバンクモバイル第3.9世代移動通信システムSoftBank 4G端末である。SoftBank スマートフォンシリーズのひとつ。OSはAndroid 4.2を搭載している。

概要[編集]

203SHの後継機種であり[3]ワンセグ放送に加えフルハイビジョンのフルセグ放送の受信・録画に対応した[3]。先代機種と異なりIGZO液晶は搭載していない[3]。これは、当時「5インチフルHDのIGZOを量産するのは難しい」などといった理由のため搭載が見送られたためである[3]。代わりにS-CGSilicon液晶システムという省エネタイプの液晶を搭載している[3]。また、3080mAhの大容量バッテリーの搭載により「2日間持つ」としている[3][1]。203SHに搭載されていた「クイック起動キー」は本機種には備えていない[3]AQUOS PHONEシリーズとしては初のキャップレス防水にも対応した[3]。ただし、防塵には非対応である[4]。また、SIMカードスロットにはキャップが被せられている[4]。デザイン面では、203SHに比べて丸みを帯びた形状となっている[3][4]

バッテリーは内蔵式であり、ユーザーによるバッテリー取り外しは不可[5]。他社兄弟機種と異なり、こちらは完全にメーカー郵送での対応となる。バッテリ交換費用は一律21000円。あんしん保証パック加入で5250円へ減額あり。

フルセグ[編集]

本機種の最大の特徴であるフルセグへの対応は業界初となる[1][6][7]。フルセグ対応に際して、シャープによると以前から綺麗な画質でテレビを視聴したいという客のニーズはあったという[8]。スマートフォン上でもフルセグを視聴出来る規格が整備されたため、今回搭載された[8]。視聴にあたっては、本来では地上デジタル放送の視聴にはB-CASカードが必要であるところを[8]、ソフトウェア上の仕組みによりB-CASカードを必要とせずともスマートフォンでのフルセグが視聴が可能となった[8]。それによりこれまでのワンセグ画質(240×320ドット)からフルセグ画質(1920×1080ドット)へと画質は大幅に向上した[8][9]。本体同梱品として卓上ホルダーとTVアンテナ入力用microUSB変換ケーブルが付属し、卓上ホルダやTVアンテナ入力用microUSB変換ケーブルの使用により、自宅などTV用のアンテナ端子に接続することで、より安定したフルセグの視聴や録画が楽しめる[8]

搭載アプリ[編集]

その他機能[編集]

主な対応サービス
タッチパネル FHD S-CGSilicon液晶 5.0インチ フルブラウザ SoftBank 4G
受信:76Mbps
送信:10Mbps
バッテリー容量 3080mAh テザリング WiFi GPS
アウトカメラ / サブカメラ ワンセグ[10]フルセグ[11] デジタルオーディオプレーヤー おサイフケータイNFC
Bluetooth 赤外線通信 緊急速報メール 防水
DLNA 簡易留守録 シンプルモード 世界対応ケータイ

歴史[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 当初はAPQ8064と誤記されていたが後に修正された[1]

出典[編集]

  1. ^ a b c 製品担当者に聞いた、ソフトバンク2013年度夏モデル“一言アピール””. ITmedia Mobile (2013年5月8日). 2015年4月2日閲覧。
  2. ^ 対応プロファイル:SDAP、GAP、SPP、A2DP、AVRCP、HFP、OPP、HSP、HID、PAN、HDP、PBAP
  3. ^ a b c d e f g h i フルセグはどんな感じ?:写真で解説する「AQUOS PHONE Xx 206SH」”. ITmedia Mobile. p. 1 (2013年5月14日). 2015年4月1日閲覧。
  4. ^ a b c 夏のソフバン最強機「AQUOS PHONE Xx」をネッチリテスト”. ASCII.jp. p. 1 (2015年8月30日). 2015年4月2日閲覧。
  5. ^ AQUOS PHONEも5型フルHD液晶! シリーズ最高スペック”. ASCII.jp (2015年5月7日). 2015年4月2日閲覧。
  6. ^ AQUOS PHONE Xx(ダブルエックス)SoftBank 206SH(シャープ製)の概要”. ソフトバンクモバイル株式会社 (2013年5月7日). 2015年4月1日閲覧。
  7. ^ ソフトバンクが夏商戦モデル発表 シニア向け、放射線測定…「一芸型」で機種揃え”. MSN産経ニュース (2013年5月7日). 2015年4月2日閲覧。
  8. ^ a b c d e f フルセグはどんな感じ?:写真で解説する「AQUOS PHONE Xx 206SH」”. ITMedia Mobile. p. 2 (2013年5月14日). 2015年4月1日閲覧。
  9. ^ 夏のソフバン最強機「AQUOS PHONE Xx」をネッチリテスト”. ASCII.jp. p. 2 (2015年8月30日). 2015年4月2日閲覧。
  10. ^ 連続視聴時間:約8.5時間
  11. ^ 連続視聴時間:約4.5時間

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

先代
SoftBank 203SH
シャープ
AQUOS PHONE Xxシリーズ
SoftBank 206SH
次代
SoftBank 302SH