久留米駐屯地
久留米駐屯地 | |
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位置 | |
所在地 | 福岡県久留米市国分100 |
座標 | 北緯33度17分34秒 東経130度32分37秒 / 北緯33.29278度 東経130.54361度座標: 北緯33度17分34秒 東経130度32分37秒 / 北緯33.29278度 東経130.54361度 |
概要 | |
駐屯地司令 | 西部方面混成団長 |
主要部隊 | 西部方面混成団本部 |
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開設年 | 1952年 |
久留米駐屯地(くるめちゅうとんち、JGSDF Camp Kurume)とは、福岡県久留米市国分町100に所在し、西部方面混成団本部等が駐屯する陸上自衛隊の駐屯地である。
概要
[編集]陸上自衛隊幹部候補生学校の所在する前川原駐屯地が隣接する。久留米駐屯地司令は、西部方面混成団長が兼務。駐屯部隊の警備区域は福岡県(第5施設団隊区を除く筑後地方)と佐賀県(九州補給処隊区を除く佐賀県全域)にまたがる。最寄の演習場は、高良台演習場と藤山射撃場。
沿革
[編集]警察予備隊
- 1952年(昭和27年)
保安隊
- 1952年(昭和27年)
- 10月15日:保安隊へ移管。
- 12月3日:第64連隊本部及び第5大隊(第1大隊、第2大隊欠)が針尾駐屯地から移駐。
- 12月5日:久留米駐屯地が発足[1]。
- 1953年(昭和28年)9月1日:久留米駐屯地業務隊が新編[1]。
陸上自衛隊
- 1954年(昭和29年)
- 1956年(昭和31年)
- 1990年(平成第4高射特科大隊として分離・独立。 2年)3月26日:第4特科連隊第6大隊が
- 2015年(平成27年)3月26日:西部方面会計隊の改編に伴い、第359会計隊が廃止され、第361会計隊久留米派遣隊が設置される。
- 2017年(平成29年)3月27日:西部方面混成団隷下の第118教育大隊が相浦駐屯地から移駐(水陸機動団準備隊及び水陸機動教育隊新編に伴う移動)
- 2018年(平成30年)3月26日:西部方面混成団本部及び第5陸曹教育隊が相浦駐屯地から移駐[4]。駐屯地司令職務担任部隊が第4特科連隊から西部方面混成団本部に変更。
- 2019年(平成31年)3月26日:第4特科連隊を廃止し、西部方面特科連隊第2特科大隊・第4特科大隊に改組[5][6][7]。
- 2024年(令和 6年)3月21日
- 西部方面特科連隊第4特科大隊が第2特科団隷下に隷属。
- 第101特科直接支援隊第1直接支援中隊第4直接支援小隊が第102特科直接支援大隊第1直接支援中隊第4直接支援小隊に改組。
駐屯部隊
[編集]西部方面隊隷下部隊・機関
[編集]- 第4師団
- 西部方面混成団
- 西部方面混成団本部
- 第118教育大隊
- 第5陸曹教育隊
- 第2特科団
- 西部方面特科連隊
- 第4特科大隊
- 第4特科大隊本部
- 本部管理中隊
- 第7射撃中隊
- 第8射撃中隊
- 第9射撃中隊
- 第4特科大隊
- 西部方面特科連隊
- 西部方面後方支援隊
- 第102特科直接支援大隊
- 第1特科直接支援中隊
- 第4特科直接支援小隊:西部方面特科連隊第4特科大隊を支援
- 第1特科直接支援中隊
- 第102特科直接支援大隊
- 西部方面システム通信群
- 第102基地システム通信大隊
- 第321基地通信中隊
- 久留米派遣隊
- 第321基地通信中隊
- 第102基地システム通信大隊
- 西部方面会計隊
- 第361会計隊
- 久留米派遣隊
- 第361会計隊
- 久留米駐屯地業務隊
防衛大臣直轄部隊
[編集]- 警務隊
- 西部方面警務隊
- 第134地区警務隊
- 久留米派遣隊
- 第134地区警務隊
- 西部方面警務隊
共同の機関
[編集]- 自衛隊福岡地方協力本部
- 筑後地区隊
- 筑後援護班
- 筑後地区隊
久留米駐屯地 前身
[編集]- 日本陸軍 第12師団、第18師団、第56師団、久留米師管区部隊、第86師団・第112師団・第156師団・第212師団・第312師団
- 日本陸軍大刀洗飛行場(航空第4大隊 → 航空第4連隊 → 飛行学校)大正5年~昭和20年
- 大刀洗陸軍飛行学校 知覧分校(特攻基地)・目達原分校(現:目達原駐屯地)
- 高射砲第4連隊補充隊(野戦高射砲第64大隊)
最寄の幹線交通
[編集]- 高速道路:九州自動車道久留米IC、広川IC
- 一般道:国道3号、国道209号、国道210号、国道265号、国道322号、福岡県道752号藤山国分一丁田線、福岡県道82号久留米立花線、福岡県道86号久留米筑後線、福岡県道800号湯ノ原合川線、福岡県道755号安武本国分線、福岡県道・佐賀県道17号久留米基山筑紫野線
- 鉄道:JR九州鹿児島本線久留米駅、久大本線南久留米駅、西鉄天神大牟田線花畑駅
- 港湾:三池港(重要港湾)
- 飛行場:福岡空港(第二種空港)、佐賀空港(第三種空港)、目達原飛行場(その他飛行場)
- 交通アクセス
重要施設
[編集]- 福岡県南広域水道企業団荒木浄水場(久留米市)
- 放光寺浄水場(久留米市)
- 神野浄水場・神野第2浄水場(佐賀市)
- 筑後大堰(福岡市をはじめとした福岡県・佐賀県の広域地域の水源地)(久留米市)
- 玄海原子力発電所(佐賀県玄海町)
- 天山発電所(佐賀県唐津市)
- 熊本幹線(中央変電所から熊本変電所までの亘長81.29 km[3]の、50万Vの送電線路)
- 佐賀幹線(西九州変電所から中央変電所までの亘長72.81 km[3]の、50万Vの送電線路)
- 脊振幹線(中央変電所から脊振変電所までの亘長30.77 km[3]の、50万Vの送電線路)
- 豊前西幹線(中央変電所から豊前変電所までの亘長42.06 km[3]の、50万Vの送電線路)
- 鳥栖流通業務団地(九州地方の最重要物流拠点の1つ)(佐賀県鳥栖市)
- 鳥栖ジャンクション(九州の最重要交通拠点の1つ)(佐賀県鳥栖市・福岡県小郡市・久留米市)
- 三井化学工業(大牟田市)
- 前川原駐屯地(陸上自衛隊幹部候補生学校駐屯)
- 航空自衛隊高良台分屯基地(第2高射群第8高射隊駐屯)
脚注
[編集]- ^ a b c d “久留米市史. 第11巻 (資料編 現代)”. 国立国会図書館デジタルコレクション. 2019年8月19日閲覧。
- ^ “自衛隊法施行令(昭和29年6月30日政令第179号)”. 国立公文書館デジタルアーカイブ. 2016年5月11日閲覧。
- ^ a b 陸上自衛隊富士学校特科会 編『日本砲兵史 : 自衛隊砲兵過去現在未来』1980年6月。
- ^ “水陸機動団新設へ 陸自相浦駐屯地に中澤新司令が着任”. 長崎: 産経ニュース. (2017年3月24日)
- ^ “久留米駐屯地広報誌「くるめ」平成31年1月号”. 陸上自衛隊久留米駐屯地. p. 2. 2020年1月24日閲覧。
- ^ 久留米駐屯地創立65周年記念式典スピーチ - YouTube
- ^ “駐屯地所在部隊”. www.mod.go.jp. 陸上自衛隊 久留米駐屯地. 2018年11月11日閲覧。