F-05F

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NTTドコモ ARROWS NX F-05F
キャリア NTTドコモ
製造 富士通
発売日 2014年5月30日
概要
OS Android 4.4→5.0.2[1]
CPU Qualcomm
Snapdragon 801
MSM8974AB 2.3GHz
(クアッドコア)
音声通信方式 3.9GVoLTE(LTE)
3GFOMA(W-CDMA)
2GGSM
データ通信方式 3.9GXi
3GFOMA(HSDPAHSUPA)
2GGSM
無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)
形状 ストレート型
サイズ 140 × 69 × 10.4(最厚部11.2) mm
質量 約159 g
連続通話時間 約890分(LTE)
約840分(3G)
約720分(GSM)
連続待受時間 約860時間(静止時・3G)
約720時間(静止時・LTE)
約690時間(静止時・GSM)
充電時間 約190分(ACアダプタ04使用時)
約140分(ACアダプタ05使用時)
バッテリー 3200mAh
取り外し不可
内部メモリ RAM:2GB
ROM:32GB
外部メモリ microSD
(最大2GB・ドコモ発表)
microSDHC
(最大32GB・ドコモ発表)
microSDXC
(最大128GB・ドコモ発表[2])
日本語入力 Super ATOK ULTIAS
FeliCa FeliCa/NFC
赤外線通信機能 あり
テザリング Wi-fi:10台
Bluetooth:1台[3]
USB:1台
Bluetooth 4.0[4]

 

放送受信機能 ワンセグ
フルセグデータ放送・録画対応)
モバキャス
備考 実使用時間 約88.2時間
メインディスプレイ
方式 TFT
WhiteMagic Display
解像度 FHD
(1920×1080ドット)
サイズ 5.0インチ
表示色数 約1677万色
サブディスプレイ
なし
メインカメラ
画素数・方式 約2070万画素裏面照射積層型CMOS
Exmor RS for mobile
機能 フルハイビジョン動画撮影、手ブレ補正(静止画・動画)、HDR撮影、マルチAE
サブカメラ
画素数・方式 約130万画素CMOS
カラーバリエーション
Gold
White
Red
テンプレート / ノート
ウィキプロジェクト

ドコモ スマートフォン ARROWS NX F-05F(ドコモ スマートフォン アローズ エヌエックス エフゼロゴエフ)は、富士通によって開発された、NTTドコモ第3.9世代移動通信システムXi)と第3世代移動通信システムFOMA)のデュアルモード端末である。ドコモ スマートフォン(第2期)のひとつ。

概要[編集]

F-01Fの後継機種で、文字変換機能とカメラを中心に強化が図られている。

  • 文字変換はこれまでのATOKに代わってARROWS向けに新規開発された「Super ATOK ULTIAS」を搭載しており、スムーズな文字入力を行えたり誤変換を減らす事が可能となっている。
  • カメラは2070万画素にスペックアップしており、さらに5群5枚構成の明るい薄型の高性能レンズを新たに採用、富士通独自のGRANVUエンジンと合わせて自然な色合いで撮影する事が可能となっている。

液晶はF-01Fに引き続き、「WhiteMagic」を継承しているが、最大輝度が1000カンデラに引き上げられ、一般的なTFT液晶の約2倍の明るさでの表示が可能になった。屋外の直射日光下でも明るく見やすい画面でWebや動画が楽しめる。最大輝度では、消費電力は約50%も削減できる。

他にも、au向けの富士通製端末・FJL22で先行搭載されていたマルチコネクション機能(LTE/3GとWi-Fiの同時通信機能)が追加されているほか、フルセグ放送は録画とデータ放送の受信が可能となった。

キャッチコピーは「思いのままに文字入力。スマホ史上最高ATOK搭載 3日持ちARROWS。」

搭載アプリ[編集]

Google標準アプリ
メーカー提供アプリ

主な機能[編集]

主な対応サービス
タッチパネル/加速度センサー Xi[5]/FOMAハイスピード[6]/VoLTE[7] Bluetooth DCMX/おサイフケータイ/NFC/かざしてリンク/赤外線/トルカ
ワンセグ[8]/フルセグ[9]/モバキャス[10] メロディコール テザリング WiFi IEEE802.11a/b/g/n/ac
GPS ドコモメール/電話帳バックアップ デコメール/デコメ絵文字/デコメアニメ iチャネル
エリアメール/ソフトウェアーアップデート自動更新 デジタルオーディオプレーヤー(WMAMP3他) GSM/3Gローミング(WORLD WING) フルブラウザ/Flash Player
Google Play/dメニュー/dマーケット Gmail/Google Talk/YouTube/Picasa バーコードリーダ/名刺リーダ ドコモ地図ナビ/ドコモ ドライブネット/Google Maps/ストリートビュー

歴史[編集]

2014年
  • 5月14日 - NTTドコモより発表、事前予約開始。
  • 5月30日 - 発売開始[11]
  • 7月29日 - ソフトウェアアップデートによりVoLTEが利用できるようになる。
2018年

アップデート・不具合など[編集]

2014年6月23日のアップデート[13]
  • 特定の音楽ファイルを着信音に設定すると、通話中、まれに相手の声が聞こえない、または自分の声が相手に聞こえない場合がある不具合を修正する。
  • ビルド番号がV15R41FからV16R43Aになる。
2014年7月29日のアップデート(機能バージョンアップ)[13]
機能バージョンアップ
  • VoLTEに対応
不具合修正
  • ホーム画面でサブメニューが表示されたままとなる場合がある不具合を修正する。
  • ビルド番号がV16R43AからV34R68Aになる。
2014年9月17日のアップデート[13]
  • ビデオコール時、自端末に表示される相手画像が正常に表示されない場合がある不具合を修正する。
  • ビルド番号がV15R41FV16R43AV34R68AからV35R70Dになる。
2014年11月4日のアップデート[13]
  • 通話中、相手の声に雑音が混入する場合がある不具合を修正する。
  • ビルド番号がV15R41FV16R43AV34R68AV35R70DからV36R71Cになる。
2015年4月27日のアップデート[13]
  • 通話終了後に通話相手の不在着信が通知される場合がある不具合を修正する。
  • ビルド番号がV15R41FV16R43AV34R68AV35R70DV36R71CからV37R72Bになる。
2015年9月3日のアップデート[13]
  • 特定のアプリを起動した際に、まれに携帯電話(本体)が再起動する場合がある不具合を修正する。
  • 特定の条件下において、ブラウザが強制終了する場合がある不具合を修正する。
  • ビルド番号がV15R41FV16R43AV34R68AV35R70DV36R71CV37R72BからV38R73Cになる。
2015年12月21日のアップデート(OSバージョンアップ)[13]
  • Android 5.0へのバージョンアップが配信された。
  • NX!ホームにて、ショートカット作成アプリで作成したショートカットが正しく動作しない場合がある不具合を修正する。
  • ビルド番号がV15R41FV16R43AV34R68AV35R70DV36R71CV37R72BV38R73CからV12R27Aになる。

脚注[編集]

  1. ^ ドコモからのお知らせ : Android(TM) 5.0へのバージョンアップ予定製品について | お知らせ | NTTドコモ
  2. ^ 発売時は64GBを対応上限としていたが、その後ドコモの公式ウェブショップで128GBカードの取り扱いを始めた際、対応機種として確認できた旨を「対応機種一覧」にリストアップすることで明らかにした。
  3. ^ Bluetooth併用不可(UI上設定不可)。
  4. ^ 対応プロファイル:HFP、HSP、DUN、OPP、SPP、HID、A2DP(aptX/SBC対応)、AVRCP、PBAP、HDP、ANP、FMP、PASP、PXP、TIP、HOGP
  5. ^ 受信時:150Mbps/送信時:50Mbps
  6. ^ 受信時:14Mbps/送信時:5.7Mbps
  7. ^ 2014年7月29日から実施のアップデートで対応
  8. ^ 連続視聴時間:約480分
  9. ^ 連続視聴時間:約380分
  10. ^ 連続視聴時間:約440分
  11. ^ 報道発表資料 : 2014夏モデルの3機種を発売 | お知らせ | NTTドコモ
  12. ^ docomo ARROWS NX F-05F サポート情報 | お客様サポート | NTTドコモ
  13. ^ a b c d e f g ARROWS NX F-05Fの製品アップデート情報 | お客様サポート | NTTドコモ

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

先代
F-01F
富士通
ARROWS NXシリーズ
F-05F
次代
F-02G