TVジェネレーション

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MOGITATE!TVジェネレーション
ジャンル バラエティ番組
構成 樋口弘樹
杉山王郎
腰山一生
小笠原英樹
ディレクター 宮本稔
石塚宏充
演出 高田一
司会者 山田邦子
辰巳琢郎
松村邦洋
出演者 週替わり1名
音楽 大森俊之
国・地域 日本の旗 日本
言語 日本の旗日本語
製作
プロデューサー 石川眞実
内山雄治
編集 宮原茂太
松尾茂樹
製作 TBS
放送
音声形式モノラル放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1993年4月15日 - 1994年3月24日
放送時間木曜 22:00 - 22:54
放送分54分
回数47回
番組年表
前作テレビ探偵団
次作テレビの王様
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MOGITATE!TVジェネレーション』(もぎたて テレビジェネレーション)は、1993年4月15日から1994年3月24日までTBS系列局で放送されていたTBS製作のバラエティ番組である。全47回。放送時間は毎週木曜 22:00 - 22:54 (日本標準時)。

概要[編集]

放送開始1年前まで日曜19:30枠で放送されていた『テレビ探偵団』のリニューアル版で、山田邦子辰巳琢郎松村邦洋が司会を務めていた。番組は毎回スタジオにゲストを招き、その人物の半生とゆかりの映像、そして過去のテレビ番組、ニュース、コマーシャルなどの映像を進行に用いていた。タイトルに「MOGITATE!」とあることから推察できるとおり、当時山田が並行出演していた『MOGITATE!バナナ大使』のスタッフの一部が参加していた。(ただし番組中で「MOGITATE!」という表現が使われたことは一度もない)

『テレビ探偵団』は三菱電機の一社提供だったが、本番組は三菱電機を含む複数社提供で放送されていた。

スタジオゲストは基本1名(1グループ)だが、メインゲストの関係者が特別ゲストとして登場するケースもあった。第19回では柳沢慎吾の憧れの人として清水健太郎が登場し生歌を披露した。第40回では、ゲスト伊藤かずえとレギュラー3人の憧れの人として、尾崎紀世彦伊藤麻衣子あべ静江、宮崎謙実が出演し、尾崎とあべはスタジオで生歌を披露した。

最終回では、当時TBSのアナウンサーだった渡辺真理の進行の下、司会3人のリクエスト番組をクイズ仕立てで紹介した。そして番組のラストでは、引き続き山田邦子と松村邦洋が司会を務める土曜19:00枠の後継番組『テレビの王様』の宣伝をして締めくくった。(渡辺真理は、最終回以外にも企画コーナーの司会役として、第32回と第40回に出演している)

出演者[編集]

司会[編集]

スタジオゲスト[編集]

スタッフ[編集]

  • 構成:樋口弘樹(現 ひぐちひろき)、杉山王郎、腰山一生、小笠原英樹
  • 音楽:大森俊之
  • ナレーター:田中信夫
  • 技術:白根英路
  • カラー調整(VE):中村孝雄
  • カメラ:浜道(濱道)健一
  • 照明:飯島雅宏
  • 音声:立花成樹
  • 音響効果:新谷隆生
  • 美術プロデューサー:山田満郎
  • 美術デザイナー:青木ゆかり
  • 美術制作:鈴木浩二
  • 編集:宮原茂太、松尾茂樹
  • MA:小田嶋洋
  • TK:伊藤篤美
  • 取材(リサーチ):三浦昭彦
  • ディレクター:宮本稔、石塚宏充
  • 演出:高田一
  • プロデューサー:石川眞実、内山雄治
  • 企画協力:太田プロダクション
  • 制作協力:創都
  • 製作著作:TBS

コーナー[編集]

オープニングコーナー
視聴者が懐かしのテレビ番組の中で見つけた面白いシーンを、その番組のオープニングと併せて紹介していたコーナー。以下に紹介例を示す。
  • オバケのQ太郎』(第1作、TBS)が日曜19:30枠での放送最終日となる1967年3月26日放送の第83回Bパートで、ギャングに捕まったオバQと正太を、翌週放送開始の『パーマン(第1作)』のパーマン1号が助ける。
  • Gu-Guガンモ』(フジテレビ)で、半平太が姉・つくねの必殺技「タマクダキ」を破ろうと股の上に剣山を仕掛けるが、うっかり剣山が裏返しになり、逆に痛い目に遭う。
  • 巨人の星』(よみうりテレビ)第106話で、中日に入団したアームストロング・オズマの練習相手の投手の中に板東英二がいた。後年、板東が出演する番組でしばしば流された同シーンを、最初にピックアップして放送したのは本番組である。
  • 第8回では『ミラーマン』の替歌があったという視聴者ハガキから、アコーディオン奏者の横森良造をゲストに迎え、司会3人が子供の頃に流行った替歌を披露した。
ニュースジェネレーション
辰巳が担当していたコーナーで、その回のゲストが生まれた日の出来事を当時の新聞記事やニュース映像から紹介。
出前ジェネレーション(第22回、第42回)
外国人俳優の新作映画のPRを兼ねて、その俳優が無名時代に出演したドラマを発掘。レギュラーの一人がインタビューを行ったVTRを放送した。登場した俳優はハリソン・フォードシルベスター・スタローン
なんでも調査局
辰巳が担当していたコーナーで、毎回テーマを決めて特集を組み、VTRを作成して解説していた。例として、刑事ドラマ、スポ根、大河ドラマなどの特集があった。初めは単に「特集」と呼んでいたが、番組中盤から「なんでも調査局」と命名された。
おハガキプレイバック
松村が担当していたコーナーで、視聴者から寄せられた懐かしのテレビ番組に出ていた意外な人物などを紹介する。『テレビ探偵団』の「私だけが知っている」に相当するコーナー。以下に紹介例を示す。
想い出の一曲
番組の最後は、ゲストのリクエスト曲を流して締める。(『テレビ探偵団』の方式を踏襲)
  • スタジオに歌手本人が登場し、ナマ歌を披露した回もある。(第4回、第9回)
  • 第22回では、ゲストの沢田亜矢子本人がピアノの弾き語りと生歌を披露した。
  • 第38回では、ゲストの林隆三のピアノ演奏で山田邦子が歌っていた。
  • 第41回では、ゲストの渡辺徹が「コーラス風」の皆さんと「茨城県民の歌」を歌った。
  • 第45回では、スタジオに『ママとあそぼう!ピンポンパン』のカータン、ガンちゃん、しんぺいちゃんが登場し、ゲストの小林亜星が作曲した「ピンポンパン体操」を皆で歌った。

関連項目[編集]

TBS系列 木曜22:00枠
前番組 番組名 次番組
テレビ近未来研究所
(1992年10月15日 - 1993年3月25日)
TVジェネレーション
(1993年4月15日 - 1994年3月24日)
長男の嫁
(1994年4月14日 - 1994年7月7日)