磯野千尋
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いその ちひろ 磯野 千尋 | |
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生年月日 | 4月22日 |
出身地 | 日本 愛知県名古屋市守山区 |
身長 | 166cm |
職業 | 女優・歌手 |
ジャンル | 舞台 |
活動期間 | 1974年 - |
活動内容 | 1974年:宝塚歌劇団入団 1975年:花組配属 1991年:花組副組長就任 1993年:ダンス専科へ異動 1997年:花組へ異動、花組組長就任 2000年:専科へ異動 2013年:宝塚歌劇団退団、芸能活動再開 |
公式サイト | [1] SOLUNA HOUSEー磯野千尋公式サイト |
備考 | |
宝塚歌劇団卒業生 |
磯野 千尋(いその ちひろ、4月22日[1] - )は、元宝塚歌劇団専科の男役[1]。元花組組長[2]。
愛知県名古屋市守山区[1]、府立桜塚高等学校出身[1]。身長166cm[1]。愛称は「ソルーナ」[1]。
来歴
[編集]1972年、宝塚音楽学校入学。
1974年、宝塚歌劇団に60期生として入団。入団時の成績は15番[3]。星組・花組合同公演「清く正しく美しく/虞美人」で初舞台[3][2]。
下級生の頃より華やかなダンスで注目を集め、同期の大浦みずきとダンスシーンで活躍する[2]。
1991年11月30日付で花組副組長に就任[4]。
1993年6月29日付でダンス専科へ異動となる[5]。
1997年12月30日付で花組へ異動となり、花組組長に就任[6]。
専科異動後も各組に特別出演し、渋いダンディな男役として様々な役を演じてきたが、2013年7月21日、壮一帆・愛加あゆトップコンビ大劇場お披露目となる雪組「ベルサイユのばら」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を退団[2]。
宝塚歌劇団時代の主な舞台
[編集]初舞台
[編集]花組時代
[編集]- 1976年8月、『うつしよ紅葉』/『ノバ・ボサ・ノバ』新人公演:ピエロ(本役:錦乃花代)
- 1978年2月、『風と共に去りぬ』新人公演:北軍の伍長(本役:央いおり)
- 1979年1月、『遙かなるドナウ』(新宿コマ劇場)新人公演:グスタフ大僧正(本役:麻月鞠緒)/ウェルナー(本役:清川はやみ)/『エコーズ』
- 1979年3月、『花影記』/『紅はこべ』新人公演:プリンス・オブ・ウェールズ(本役:麻月鞠緒)/ヘンスティングス(本役:室町あかね)
- 1979年5月、『ヴェロニック』(西武劇場)エドモン
- 1979年11月、『舞え舞え蝸牛』新人公演:弁少将藤原信綱(本役:但馬久美)/『ビューティフル・シティ』
- 1980年5月、『花小袖』新人公演:笛丸(本役:汐見里佳)/『プレンティフル・ジョイ』
- 1980年11月、『友よこの胸に熱き涙を』新人公演:オットー(本役:但馬久美)/『ザ・スピリット』
- 1981年8月、『YOU・ME』(バウ)
- 1983年8月、『マイ・シャイニング・アワー』(バウ)Mr.ペイ
- 1984年2月、『琥珀色の雨にぬれて』ピエール/『ジュテーム 』
- 1984年8月、『名探偵はひとりぼっち』ブルームーン/『ラ・ラ・フローラ』
- 1985年6月、『ジャパン・ファンタジー』/『ドリームズ・オブ・タカラヅカ』(ハワイ)
- 1985年9月、『テンダー・グリーン』ソーリー/『アンドロジェニー』
- 1986年6月、『真紅なる海に祈りを』アグリッパ/『ヒーローズ』
- 1987年4月、『真紅なる海に祈りを』アグリッパ/『ヒーローズ』(全国ツアー)
- 1987年8月、『あの日薔薇一輪』ジョージ・サルート/『ザ・レビュースコープ』
- 1988年3月、『キス・ミー・ケイト』ラルフ
- 1988年9月、『宝塚をどり讃歌'88』/『フォーエバー!タカラヅカ』
- 1989年1月、『会議は踊る』フォン・シュリバー護衛長官/『ザ・ゲーム』
- 1989年2月、『硬派・坂本竜馬!』(バウ)近藤勇
- 1989年6月、『ロマノフの宝石』シュライバー/『ジタン・デ・ジタン』
- 1989年9月、『春ふたたび』/『ザ・レビュースコープ'89』(全国ツアー)佐衛門
- 1990年2月、『ロマノフの宝石』シュライバー/『ジダン・デ・ジタン』(中日劇場)
- 1990年3月、『ベルサイユのばら-フェルゼン編-』プロヴァンス伯爵
- 1990年5月、『美しき野獣』(バウ・東京特別・名古屋特別)トレーナー/指揮者
- 1990年9月、『秋…冬への前奏曲』アドロン/『ザ・ショーケース』
- 1991年1月、『春の風を君に…』遜/『ザ・フラッシュ!』
- 1991年6月、『ヴェネチアの紋章』大使ピエトロ・ゼン/『ジャンクション24』
- 1991年9月、『ベルサイユのばら』(全国ツアー)プロヴァンス伯爵
- 1992年1月、『ドニエプルの赤い罌粟』(バウ)シフ
- 1992年2月、『白扇花集』/『スパルタカス』ルベリウス
- 1992年4月、『小さな花がひらいた』大六/『ジャンクション24』(全国ツアー)
- 1993年2月、『メランコリック・ジゴロ』ベルチェ/『ラ・ノーバ!』
- 1993年4月、『ル・グラン・モーヌ -失われし日々-』(バウ)ガナシュ
- 1993年8月、『ベイ・シティ・ブルース』キング・ハーヴェイ/『イッツ・ア・ラブ・ストーリー』
- 1994年2月、『ベイ・シティ・ブルース』キング・ハーヴェイ/『イッツ・ア・ラブ・ストーリー』(中日)
専科時代
[編集]- 1994年11月、『燃える愛の翼 -ミ・アモール-』(星組・バウ、東京特別、名古屋特別)ガルデス
- 1995年3月、『国境のない地図』(星組)カウフマン
- 1996年3月、『HURROCANE』(花組・バウ、東京特別、名古屋特別)ドナルド
- 1996年12月、『RYOMA -硬派・坂本竜馬!II-』(花組・ドラマシティ、東京特別)近藤勇、山内容堂
- 1997年9月、『Elegy 哀歌』(星組・バウ)グルマン王
花組時代
[編集]- 1998年2月、『ザッツ・レビュー』(中日)松方権之進
- 1998年3月、『ヴェロニック』(バウ、東京特別)ルストー
- 1998年8月、『SPEAKEASY』ウォーカー牧師/『スナイパー -恋の狙撃者-』(東宝)
- 1998年10月、『春ふたたび』左衛門/『サザンクロス・レビュー』(全国ツアー)
- 1999年1月、『夜明けの序曲』ジョージ・モルガン
- 1999年3月、『冬物語』(バウ)彦三郎
- 1999年6月、『ロミオとジュリエット 99』(バウ)キャピュレット
- 1999年8月、『タンゴ・アルゼンチーノ』ロベール/『ザ・レビュー'99』
- 2000年2月、『タンゴ・アルゼンチーノ』ロベール/『ザ・レビュー IV』(中日)
- 2000年4月、『源氏物語 あさきゆめみし』桐壺帝/『ザ・ビューティーズ!』
- 2000年9月、『トム・ジョーンズの華麗なる冒険』(バウ、東京特別)オールワジィ
専科時代
[編集]- 2001年3月、『プロヴァンスの碧い空』(月組・東京特別)アレキサンドル・モォヴァル
- 2001年4月、『マノン』(花組・バウ、東京特別)オリベイラ伯爵
- 2001年10月、『血と砂』(月組・バウ、東京特別)ペスカデロ
- 2002年4月、『カステル・ミラージュ』(宙組・全国ツアー)アントニオ
- 2002年10月、『エリザベート』(花組)グリュンネ伯爵
- 2003年3月、『恋天狗』(雪組・バウ)庄屋
- 2003年6月、『アメリカン・パイ』(雪組・バウ、東京特別)マスター
- 2003年10月、『白昼の稲妻』(宙組)シモン
- 2004年4月、『愛しき人よ』(月組・バウ、東京特別)オリバー・ヒッツフェルト
- 2004年9月、『花供養』(雪組・日生劇場)公覚尼
- 2005年2月、『エリザベート』(月組)グリュンネ伯爵
- 2005年9月、『龍星』(星組・ドラマシティ、東京特別)李宰相
- 2006年2月、『想夫恋 -言の葉もなき、君の心-』(月組・バウ)藤原隆季
- 2006年3月、『NEVER SAY GOODBYE-ある愛の軌跡-』(宙組)コマロフ
- 2006年12月、『ヘイズ・コード』(星組・ドラマシティ、東京特別)サミュエル・マカドゥ
- 2007年5月、『エリザベート』(雪組)ツェップス
- 2007年9月、『専科 エンカレッジコンサート』(バウ)
- 2007年10月、『シルバー・ローズ・クロニクル』(雪組・ドラマシティ、東京特別)テリー・モートン
- 2007年12月、『HOLLYWOOD LOVER』(月組・バウ、東京特別)ウォルター・ローガン
- 2008年3月、『赤と黒』(星組・ドラマシティ、東京特別、名古屋特別)ピラール校長
- 2008年9月、『グレート・ギャツビー』(月組・日生劇場)ジョージ・ウィルソン
- 2008年11月、『夢の浮橋』夕霧/『Apasionado!!』(月組)
- 2009年3月、『二人の貴公子』(月組・バウ)ペイリトオス
- 2009年6月、『太王四神記』(星組)ヨン・ガリョ
- 2009年11月、『カサブランカ』(宙組)フェラーリ
- 2010年3月、『Je Chante -終わりなき喝采-』(宙組・バウ)アンリ・ヴァルナ
- 2010年10月、『愛と青春の旅だち』(星組)校長
- 2011年3月、『記者と皇帝』(宙組・東京特別、バウ)ジョシュア・ノートン
- 2011年4月、『ニジンスキー〜奇跡の舞神〜』(雪組・バウ、東京特別)レオン・バクスト
- 2012年2月、『エドワード8世-王冠を賭けた恋-』ジョージ5世/『Misty Station -霧の終着駅-』(月組)
- 2012年8月、『銀河英雄伝説@TAKARAZUKA』(宙組)リヒテンラーデ/ムーア中将(2役)
- 2013年1月、『銀河英雄伝説@TAKARAZUKA』(宙組・博多座)皇帝フリードリヒIV世/ムーア中将/グリーンヒル
- 2013年4月、『ベルサイユのばら』(雪組)ルイ16世 退団公演[2]
宝塚歌劇団退団後の主な活動
[編集]この節に雑多な内容が羅列されています。 |
舞台
[編集]- 2014年11月、『CHICAGO TAKARAZUKA 100th Anniversary OG version』(東京国際フォーラム、梅田芸術劇場、刈谷市総合文化センター)エイモス・ハート
- 2016年7月、『CHICAGO 宝塚歌劇OGバージョン』(神奈川芸術劇場、ディヴィッド・H・コーク劇場、東京国際フォーラム、梅田芸術劇場)エイモス・ハート
- 2016年12月・2017年1月、『エリザベート TAKARAZUKA20周年 スペシャル・ガラ・コンサート)』(梅田芸術劇場、オーチャードホール)グリュンネ伯爵
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f 『宝塚おとめ 2013年度版』 阪急コミュニケーションズ、2013年、9頁。ISBN 978-4-484-13506-9。
- ^ a b c d e f g Memories of 磯野千尋 タカラヅカ・スカイ・ステージ。
- ^ a b c 100年史(人物) 2014, p. 86.
- ^ 80年史 1994, p. 295.
- ^ 80年史 1994, p. 296.
- ^ 『1997年宝塚 Stage Album』 宝塚歌劇団、1998年、61頁。
- ^ 『2000年宝塚 Stage Album』 阪急コーポレーション、2001年、81頁。ISBN 4-89485-049-4。
参考文献
[編集]- 企画・構成・執筆:橋本雅夫 著、編集統括:北川方英 編『夢を描いて華やかに―宝塚歌劇80年史―』宝塚歌劇団、1994年9月9日。ISBN 4-924333-11-5。
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0。